prhysm

きらきらと音を奏でるように光って

解毒

しょうくらの増刊号回を見ました。若かりしかつんちゃんがいっぱいいっぱい流れました。もちろんわたしはリアルタイムではデビュー前のものはほとんど見てはいませんが、すごく血がたぎりました。過去はいらないと思いながらカツン担をしていましたが、今はじぶんの知らない過去を知ることを面白い、楽しいと思えるぶんだけわたし自身が大人になれたのだと思います。あの頃は知らない過去を知って、嫉妬することが怖かった。それがいらないと思う理由の隠していた本音のひとつ。言葉にすることすら当時は嫌だった。さらけ出すことは弱さを見せることだった。羨望の感情を他人に知られることはプライドが許さなかった、そんな年頃にカツンを必死に追いかけていました。希望に満ち溢れる未来だけに思いを馳せながら。いくら後付けで過去を補填したからとてリアルタイムで共に過ごしてきた人たちのように思い出にはならない。知ったからとてプラマイゼロにはならない。未来だけを見ていたい、そんなヲタクでいたい。それがわたしのカツン担としてのプライド?主義?でした。他にも過去映像見るの避けてた理由はいろいろあったと思うけど、当時何考えてたかすぐにあまりはっきり思い出せない…w

番組の最後の最後にありちゃんやぶちゃん裕翔くん知念様圭人先輩が出ていたのですが、5人の顔見たら拍子抜けしてしまったw つくづくデビュー前のカツンってずば抜けたカリスマ性があったんだな、と思ってだね。圧倒の連続だよね。当時を知らないわたしが見ていてもそう思ったし、当時のカツンを見てきたヲタク達が当時の感情蘇って滾ってる様子を実況で見ててもそういう印象が強い。2002ぐらいから03、04、ってどんどん垢抜けてユニとしての空気が出来上がっていってひとりひとりがかっこよくなっていってっていうのがダイジェストで見てたらほんとよくわかるもん。そんだけとんがって先頭切ってる子たちが今のじゅにあ界隈にはいないなーと感じる。仲良しもいいけど、やっぱり切磋琢磨するって芸事の世界にいる人たちには大事だと思うよ。そのへんをわかってる子たちが最後には残りそうな気がするけどね。ふまけんはやはりそのへんわかってたんだろうなと思う。だから個性磨いたりシンメ意識したりしてるわけだよね、きっと。

デビュー前のカツンがあまりにかっこよかったのでお風呂でまた恒例のなぜわたしはカツンからじゃんぷへ興味の対象を移したのか、について考えていたんですがその時だいすきな曲が流れてハッとしました。

その曲のタイトルは『解毒』。だいすきな某ショーの曲なのですが、燃え滾るプロローグの後、スター様が一人でゆっくりと熱を冷ますように歌いながら次の場面への序曲ともなる、そんな曲です。まっしぐらにカツン担をしていたわたしにとって、じゃんぷはまさに解毒だったのかもしれない。そう思った今宵です。あの子たちの真っ白い未来に、強く惹かれたのも10人組というファンタジーに魅せられたのも毒抜き要素だったのかと思うとなんだかひどく納得してしまいますwロクーンの圧倒する感じって、やっぱ、すごいよね。今見てもそう思うし、今もそれを持ち続けてほしいと願い続けてる。よ。