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きらきらと音を奏でるように光って

「一番のパートナー」

「一番のパートナーは?」
「やっぱり、はしもっちゃん。」

2020年7月号POTATO誌での井上瑞稀くんのテキストです。この号ではジュニアへの統一クエスチョンで「一番のパートナーは?」という問いかけをしていて、それぞれの解釈のもと回答しているのですが瑞稀さんのこの回答には胸が熱くなりました。

わたしが担当と呼ぶ橋本涼くんのシンメである、井上瑞稀くん。ふたりのことを多くのファンは「はしみず」と呼びます。
入所は瑞稀くんが涼くんの数カ月後ですが、同い年で互いに年齢的に早くからの入所だったこともあり二人はずっと近くでジュニアの活動を続けています。そして同じ高校に進学、卒業。誕生日は涼くんが10月30日で瑞稀くんが10月31日の1日違いです。
ファンも含め彼らの周囲の多くの人たちが「はしみずは運命のシンメだ」と思っていると思います。

わたしは涼くんのことをすきだな、と自覚したときに『瑞稀くんと涼くんはもしかしたらゆくゆくはキンキさん以上に長い付き合いになるかもしれない運命のシンメになるんだろうな』と考えて、心が震えていました。
キンキさんの話を少しすると、出会いは1991年の横浜アリーナでの光GENJIのコンサートです。ふたりは12歳でした。
対して、涼くんと瑞稀くんの入所は小学3年なんですよね。

キンキ担は先述の光一さんと剛さんが出会った日を「記念日」として毎年お祝いしています。入所日をお祝いする感覚があまり馴染めないジャニヲタにわたしが自然と育ってしまったのはキンキさんにとって「入所日」をお祝いする習慣はなく「出会った記念日」をお祝いする文化だったからなのかな、と思っています。(いまだに入所日を覚えるのは自担と呼ぶ人でも苦手です・・・なぜかしら・・・)

わたしがキンキさんのファンになったのはメジャーデビューの年なのでかれこれ20年以上ふたりを見ているわけなのですが、だからこそ期待しちゃうんですよね。はしみずもこんなふうに共に年を重ねていくのを見せてもらえるかもしれない、って。
期待が高まるのはキンキさんがすごく素敵に年を重ねて、いつまでも大好きな「キンキキッズ」で有り続けてくれているのを見せてもらっているから。
キンキさんはデビュー前からずっと応援しているファンの方がすごく多いんです。ずっと二人は「二人」だったしね。

涼くんと瑞稀くんにキンキさんを超えるかもしれない夢を懸けられるかもしれないって希望を抱けるの、すごくないですか?

わたしははしみずに対して言及することはツイッターでも決して多くないけれど、5人の中のふたりだからこの人たちはいいんだよなあとすごく思っていて、キンキさんは二人に誰も介入できない世界観が最初からあった人たちだったから二人だったんだろうなあと思っているのだけど、はしみずは猪狩さん、さくちゃん、ゆうぴさんが「はしみずー!」って持ち上げて、特別に思ってくれてる二人だからこそより輝きを増すんだろうなと思っていて、まあそれをいちばん感じたのが少クラでの「あなたにお手紙書きましょう」をはしみずでやったあとのHiHi Jets(曲)のパフォーマンスだったんだけど。輝いてたんだよね!5人全員が!!!!!それって3人がはしみずシンメをグループの売りのひとつとして受け止めてるからこそだよなーと思うし、そういう共通認識がアイドルとファンの間で暗黙の了解的に共有できてるってものすごく強いなと思うわけです。
余談になりますが、去年の春のTDCのジュニアのコンサートのMCで猪狩さんが「俺とさくちゃんだって同い年だし入所日近いし誕生日10日違いでそこそこ共通点多いけど、はしみずには勝てない!」って言ってくれたのめっちゃ嬉しかったんだよー。そうやってメンバーが自慢できるほど運命的なシンメなはしみずほんと強いよ。
じんかめに対してもそうだったんだけど、ちょっとした二人の発言とかで騒ぐのがわたしはあまり出来るヲタクではなく、ややこしい性格だなと自分でも思うのですが裏を返せばそれだけ重いってことなんだと思います。キンキさんがシンメを見る上でのすべての原点みたいなとこがあるからたぶんシンメにはほんとはすごくうるさいし神経質だしこだわるタチなんだろうなと思う。語りだしたらほんとしつこいんだろうなって思う。

瑞稀さんはわたしにとっても特別な人になっているところがあって、ふだんは「ハイハイのお姫さま」だと思っているけど涼くんのシンメとしてどれだけ頼りにしている・・・というか、精神的に支えにさせていただいている存在か、はかりしれません。
忘れもしない、去年のドリボの2日目の瑞稀さんの伝記。「初日、楽しかった!でもバトン失敗してしまって、今日しか見れない人のこと考えると申し訳ないし悔しい」という内容を書いていた瑞稀さん。あのときの状況下において、この力強い前向きな思いにわたしがどれだけ救われたか。そして、涼くんのお休みが明けたあとの雑誌でも「(休み中は)俺は連絡しなかった。自分で這い上がってこいと思っていたから」と敢えて距離を取って涼くんを待ってくれていたことを明かした瑞稀くん。ああ、このひとは誰より涼くんを信じて待ってくれていたんだなと改めて知った瞬間でした。それってもう「愛」だよね。
黙って待つってさ、ただのいちファンのわたしもすっごくしんどかったもん。そばに、いつも「当たり前に」彼のそばにいた瑞稀さんはどれだけ辛かったかな、どれだけ葛藤していたのかなって思うと心がぎゅってなる。
あの頃、瑞稀さんはファンに表情を見せる場では(ゆうぴさんも猪狩さんも)いつも明るく、笑顔で居てくれていたね。どれだけ励まされたかわかりません。この人たちのこの気持ちにどうやって返せばいいんだろうっていつも思っていたなあ。

何も言わなくても愛を感じるってさ、当たり前じゃないんだよ。
嬉しかったなあ。

「何があっても自担にはそばに信じてくれている人がいる」って思えるのってさ、何もしてあげられないただのファンからしたらめちゃくちゃ支えられてたなって思うんです。それは瑞稀さんだけじゃなくてゆうぴさんにも猪狩さんにも思っていたことだけれど。

このたびのPOTATO誌では涼くんは瑞稀さんの名前を挙げなかったんだけれど、少クラの「お手紙書きましょう」で、「最高の相棒だと思っている」と瑞稀さんへ伝えた気持ちはいまも変わってないだろうし、きっとこれからも変わらないだろうなと思います。

これからの未来も井上瑞稀くんと橋本涼くんが共に夢を描いて歩む姿を見続けていける世界でありますように。

はしみず、だいすきです。
いつもありがとう。

そして瑞稀さん、「一番のパートナー」に「やっぱり、はしもっちゃん」と答えてくれた気持ち、ファンとしてとてもうれしかったです。
ほんとにほんとに、ありがとう。
涼くんのシンメが瑞稀さんで良かったよ。これからもよろしくね。

いつか二人でキンキさんの「ライバル」歌ってね。

『タメ年のライバル 君がいるから 僕がいるから 世界は変わる』