prhysm

きらきらと音を奏でるように光って

少し意地悪したくなるのは、やっぱり君がすきだから?

このところじゃんぷを見てはやたらと意地悪な呟きばかりしてしまいます。末っ子なしで進んでいくお兄ちゃんたちを見て10人厨のわたしが焦っているのかもしれません。2月に入ってからというもの、そんな焦燥感に捉われています。先日は夢にまで末っ子が出てきました。しかしRWMの特典DVDを見ていてパッと閃きました。

「逆転の発想をして生きていこう」

逆転の発想とは?
それを文字にするのは今は控えるべきでしょう。願掛けの意味も込めて。でも、この閃きでわたしは随分救われたように思います。

RWMを実はあまり聴いていません。というか聴けてません。
そのため歌詞をあまり拾えていないのですが、

「僕らの時代なんだ 胸を張って生きればいい」

とじゃんぷが歌う姿は彼らが少年だった頃から見てきたファンにとってはなかなかに感慨深いですね。

あの頃、彼らにはどんな色でも自由に紡げる未来が待っているんだとわくわくしていました。

その希望を大声で歌詞に乗せて大人になった彼ら自身が発信していく、そんな意味でRWMがようやくじゃんぷにとってのエポック曲になっていくのだろうなあと飲み込めてきました。本当にようやくです。


しかし一人ひとりのトウが立つ前に群舞があれだけぴったり揃っておまけに衣装格差もなくて、一般的に個人を特定してもらう場としてじゃんぷはじゃんぷとしての活動以外のみをターゲットにしていて、ユニット活動はあくまで集団としての魅力のみに焦点を充てている、と捉える他ありませんが、それでいいのかなあ?だったらもっとどんどんそれぞれが個人仕事で出て行かないとねえ。

キスマイさんとかセクゾンちゃんの衣装格差の戦略的方法はヲタクとしては好まないけど現実、一般人への印象付けには効果のある方法なんだよなーとじゃんぷを見ていると改めて思うよ。それが良いか悪いかなんて判断は立場に寄って変わるもんなあ。

今のじゃんぷを見ていると、男役さんの大階段黒燕尾群舞を思い起こします。夢の世界のスターシステムというのは本当にシビアなもので、基本的には頂点に立つひとがいちばんキラキラなお衣装、いちばんスタイルが良く華やかに見える装飾を施された衣装を与えられます。しかし唯一、頂点に立つ人までがいちばん後ろの列にいる新人くんと同じ装飾のない衣装を着る、それが黒燕尾の群舞(その殆どが大階段を使用したフィナーレ)です。黒燕尾というのは男役さんの正装とも言うべき衣装であり*1、その中でも大階段の群舞は夢の世界にとって「守り、受け継ぐべき伝統」のひとつで本当に神聖なものです。観劇していても、黒燕尾の群舞にはなんかちょっと別の気合を入れてしまったりする(笑)

センターにいる子からいちばん後ろで踊っている子まで同じ衣装でぴったりと振付を揃えたじゃんぷを見ていると男役さんたちが息を詰めて真剣なまなざしで踊っている姿と重なってしまうんですよね。じゃんぷってびっくりするぐらいみんながじゃんぷを最も大切なカテゴリとして意識していて、その枠からはみ出た価値観の子がいないなあって思います。変な縛りつけとかじゃなく、自然とそういう価値観を共有し合ってるのがすごい。

それが吉と出るか凶と出るか。でもなんか個人的にはじゃんぷには「てっぺん取ったるぞー!」っていう矢印より「へいせいじゃんぷとは!」みたいな方向性を極めて欲しいと思ってます。そういう意味でもやっぱ理想はブイ6お兄さん。実はじゃんぷ担になってからずーっと向かう未来はブイさんの方向性だといいなーって思ってたし今も思ってる。でも案外逸れてないんじゃない?とも個人的には思ってます(どっちやねん!ww)

そんなわけで、あいあり迎えに行ってきます。

*1:余談ですが、黒燕尾だけは入団したときに個人に合わせて作ってもらいそれを卒業まで着用します